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東急グループ 「歌舞伎町一丁目地区再開発計画」 エリア最大級・新たな観光拠点を整備
2018.07.02 18:08
東京急行電鉄(東京都渋谷区)と東急レクリエーション(東京都渋谷区)は、新宿区歌舞伎町の「新宿 TOKYU MILANO」跡地を中心とした約4600㎡の敷地において、「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿 TOKYU MILANO再開発計画)」を推進中である。先月21日に同計画が東京圏国家戦略特別区域における国家戦略都市計画建築物等整備事業として、東京都および新宿区の都市計画審議会による審議、国家戦略特別区域会議による区域計画案の作成・首相による認定を経て告示された。
「歌舞伎町一丁目地区開発計画」では、エンターテインメント施設を中心に文化が育まれてきた、都内有数の観光拠点である新宿歌舞伎町エリアに、地上40階・地下5階、約225mの高層複合施設となる。
多様な大衆娯楽文化を世界に発信するステージとなる劇場、ライブホール、映画館などの複合エンターテインメント施設のほか、グローバルツーリストの多様な滞在ニーズに対応するホテルや地域の社交場となるレストランなどの宿泊・交流機能を一体的に整備し、まちの核となる新たな都市観光拠点を創出する。
また、都市観光インフラとして、空港連絡バスルートの形成による歌舞伎町エリアへのアクセス性の向上や、西武新宿駅前通りおよび計画地周辺道路のリニューアル整備によるまちの回遊性とにぎわいを創出。あわせて、隣接するシネシティ広場と本計画が一体となった、まちのにぎわいの中心となる「屋外劇場的都市空間」を形成するとともに、シネシティ広場などの公共空間と本計画が一体となったエリアマネジメントを「歌舞伎町タウン・マネージメント」と連携して実施し、歌舞伎町全体へのにぎわいの波及を目指す。今後は東京圏国家戦略特別区域の特定事業として、2019年7月の着工、2022年度の竣工を目指し、両社は計画の具体化を進める。東急グループでは現在関係者と協力して推進している「渋谷駅周辺再開発」のほか、今回の「歌舞伎町一丁目地区開発計画」の推進によって国際観光都市としての東京の魅力向上に貢献する考え。