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猛暑対策に屋外ミスト　パナソニックが全国各地で実証実験

2018.07.23 12:14

　パナソニック（大阪府門真市）は、２０１８年７月から９月にかけて夏季のヒートアイランド対策の一環として、短時間で暑さの緩和効果を体感できる仮設型ミストを用いた実証実験を日本国内各地で行う。
　同実験は、同社が開発したシルキーファインミストを搭載した仮設機器を、イベント会場など人が集まる屋外や半開放空間に設置し、冷却性能や利用者の快適性などの検証、効果確認を行うもの。
　同社はこれまで、シルキーファインミストを用いた常設型「グリーンエアコン」の暑さ対策実証実験を、２０１６年８月から９月に東京都港区と共同で新橋ＳＬ広場にて、２０１７年８月から９月に神奈川県藤沢市の「Ｆｕｊｉｓａｗａサスティナブル・スマートタウン（Ｆｕｊｉｓａｗａ　ＳＳＴ）」の街区内にて、それぞれ実施。今回用いる仮設ミスト機器は、基礎工事が不要で、テントや日除けの軒下といったミストノズルを取り付ける箇所と電源が確保できる場所において、設置・取り外しが可能となるもの。生成される微細ミストは近距離で浴びても濡れにくく、腰や肩程度の高さにも設置が可能となっている。
　実施は東京・有明のパナソニックセンター東京と東京ミッドタウン日比谷（７月２３日から２５日）、パナソニックスタジアム吹田（８月１０日に開催予定のサッカーＪ１ガンバ大阪対ＦＣ東京戦・スタジアムイベント「ガンバサマーフェスティバル」）で行われる。