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丸の内二重橋ビルの商業ゾーン「二重橋スクエア」11月8日オープン
2018.08.13 14:36
三菱地所(東京都千代田区)が、東京商工会議所(東京都千代田区)、東京會舘(東京都千代田区)とともに建設をすすめていた「丸の内二重橋ビル」について、竣工が10月15日、商業ゾーンの開業日が11月8日に決定した。
「丸の内二重橋ビル」は、千代田区丸の内三丁目で「富士ビル」、「東京商工会議所ビル」、「東京會舘ビル」の3棟の一体建て替えで誕生する複合ビル。
地下1階から地上2階に設ける店舗面積約2700㎡の商業ゾーンは名称を「二重橋スクエア」とし、ファッション17店舗、飲食7店舗、サービス1店舗の計25店舗の出店が決定。そのうち日本初出店が5店舗、東京初出店が9店舗、新業態が7店舗など話題性のある店舗構成とした。
地下1階にはオフィスワーカーや来街者の日常的な需要に対応しつつ食のシーンを充実させる飲食店13店舗を集積した。1階は丸の内仲通りに面した飲食店を含む10店舗。ハイブランドショップからカフェ、レストランなどが丸の内仲通りに並ぶ。2階は開放感のあるくつろぎの空間を創出。特別な日を彩る食事を提供する飲食店2店舗が入居する。
「丸の内二重橋ビル」は地上30階地下4階。敷地面積約9900㎡、延床面積約17万3000㎡で、事務所、店舗、駐車場のほか、国際会議に対応できる500席の会議場も設ける。東京會舘内には2000名規模のバンケットホールやチャペル、高級レストランなども設けられる予定。