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パソナ・パナソニックビジネスサービス オフィス緑化を推進

2018.09.03 17:45

 パソナ・パナソニックビジネスサービス(大阪市中央区)は8月24日、オフィス緑化で生産性を高めるソリューション「COMORE BIZ」を、パナソニック(大阪府門真市)本社総務部オフィスに導入したと発表した。
 「COMORE BIZ」は、高いデザイン性を有するオフィス内緑化を導入することで従業員のストレスを軽減させ、生産性を最大限に高めるもの。パソナ・パナソニックビジネスサービスでは「健康経営ソリューション」と位置付ける。
 パソナ・パナソニックビジネスサービスは仕事中に植物を眺める時間(緑視率)とストレスの関係性を研究によって証明し、植物の最適な配置の算出法を編み出した。これにより、ストレス軽減に繋がる植物の選定と最適な緑視率を従業員一人一人が確保できる、科学的エビデンスに基づいた最先端のオフィス緑化サービスが提供可能になった。
 「効率的で効果的な従業員のストレス軽減」と、高いデザイン性による「リクルート効果や社員のコミュニケーション促進」の両面を期待することができ、社員の身体面と精神面での満足度向上によって、長期的に持続可能な経営に繋がるとしている。
 今回導入したパナソニックは、グループ創業100周年を迎え、本社総務部などがプロジェクトの主体となってグループ全体のオフィス改革に関するポリシーを作成。これをもとにガイドラインを作成し、当プロジェクトを推進している。こうしたなか、今年8月の本社総務部オフィスのリニューアルに「COMORE BIZ」を取り入れた。従業員のストレスを軽減させ、リラックスしながらお互いがFace to Faceで濃密なコミュニケーションを取りやすい環境を整えることが導入目的という。




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