週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

SPOTの駐車場空室情報 ナビタイムジャパンで配信開始

2018.09.03 17:51

 駐車場空車情報の配信などを行うSPOT(東京都中央区)は、8月27日よりナビゲーションサイト・アプリの運営・開発等を行うナビタイムジャパン(東京都港区)とデータ連携し、ナビタイムジャパンが運営する各種ナビゲーションサービスへの空車情報配信を開始した。SPOTが運営する駐車場マーケティング支援サービス「Smart Park」導入によって、より多くのドライバーに空車情報を届けることが可能になった。
 空車情報をインターネット上でリアルタイム配信することは、ドライバーの利便性向上、駐車場の稼働率向上の両面から、駐車場運営会社にとって効果的なマーケティング施策となっている。しかしながら、空車情報のインターネット上でのリアルタイム配信に対応できている駐車場運営会社は少数にとどまり、約7割の駐車場はシステム対応に伴う設備投資負担の問題から、対応ができていないのが現状となっている。
 「Smart Park」を導入している時間貸し駐車場の空車情報が、ナビタイムジャパンのカーナビアプリ「カーナビタイム」「NAVITIMEドライブサポーター」等、複数のナビゲーションサービスで配信されることで、より多くのドライバーの駐車場探しをサポートするとともに、駐車場運営会社に、より効果の高いマーケティングサービスを提供することが可能となった。




週刊不動産経営編集部  YouTube