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決済サービス「via-at」でワークスペース利用料が減額

2018.09.14 11:16

 空きスペースの時間貸し事業などを展開するvia-at(茨城県つくば市)は、全席スタンディングタイプのワークスペース「co-nect(コネクト)神保町店」とのコラボレーションにより、15分100円から同店を利用できるサービスを開始する。サービス開始は9月10日から。
 政府の働き方改革や、2020年東京オリンピックの混雑回避を狙ったリモートワーク促進にともない、コワーキングスペースなどの需要の高まりとともに、コワーキングスペースの利用のされ方も多様化が進んでいる。
 今回のサービス追加は、主にカフェで仕事をする層に向けたもの。カフェでの仕事は注文や座席確保の待ち時間などのタイムロスがあり、また一時的に席を立つ際に荷物の不安がある。こうした層に向け、安心して利用できるコワーキングスペースをより短時間から利用することを目的にスタートする。
 仕組みとしては、コワーキングスペース利用者が訪れた際に、スマートフォンを専用端末にかざすだけでチェックイン。退店する際に同じくスマートフォンをかざしてチェックアウトするだけで、滞在時間から利用料金が自動で計算され、クレジットカードで即時決済が行われる。スタッフの作業削減にもなるため、通常利用料金30分200円からのところを、via-atサービスの利用では15分100円からにできるようになった。




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