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カヤック 鎌倉に新コワーキング誕生

2018.09.14 11:32

 カヤック(神奈川県鎌倉市)は8月31日、JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉」駅西口にコーワーキングスペース「パートナーオフィス」をオープンした。同社と過去5年以内に取引があった企業は無料で利用でき、利便性の追求と共に鎌倉市内で働く人を増やすことも目的。
 働き方改革に伴い、テレワークの普及が進んでおり、2018年には鎌倉市が「鎌倉テレワーク・ライフスタイル研究会」準備会を開催。都内から電車で1時間弱、観光地としてはもちろん、最近では移住先としても人気の高い鎌倉だが、市内就労者の過半数は東京・横浜などの市外に通勤している。鎌倉市で「働く人」を増やすために、同市に本社を置くカヤックでは、取引先企業の従業員なら誰でも利用できるコーワーキングスペース「パートナーオフィス」をオープンさせた。オフィス内装は、デジタルファブリケーション建築工房VUILD(川崎市川崎区)が担当。カヤックとVUILDが共同開発した、アイデアの出やすい設計の「ブレストテーブル」も利用できる。




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