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森ビル 六本ヒルズに「プレミアムダイニングフロア」&「プレミアムフードホール」13日オープン
2018.09.18 12:09
2003年に開業し、今年4月で開業15周年を迎えた「六本木ヒルズ」。森ビル(東京都港区)は現在、2020年に向け同ビルの大規模リニューアルを推進する。そんな中、今月13日に新たな食文化の発信拠点「プレミアムダイニングフロア」と「フードホール」が誕生した。
「プレミアムダイニングフロア」は、「六本木ヒルズ」のウェストウォーク5階に誕生した飲食店フロア。「東京の食文化」の発信を目指し、ミシュラン星を獲得した銘店をはじめ、国内トップレベルのレストランが集積する。既にオープンしている人気の店舗に加え、今回は新たに9店舗がオープン。料理はもちろん、一流の料理人との対話や空間、プレゼンテーションなど、シェフの世界観も体感できる上質なレストランが17店集まったかたちだ。これに伴って共用部も全面リニューアルしている。デザインは国内外のラグジュアリーホテルや商業施設、ミラノサローネでの展示などで知られる乃村工藝社(東京都港区)A.N.D.クリエイティブ ディレクターの小坂竜氏、同社デザイナー佐々木啓資氏が手掛けた。
またヒルサイドの地下2階には、芦屋で人気を誇る「グランドフードホール」が関東に初出店。安心・安全を追求した食品・食材と、それらを用いて一流シェフが調理した惣菜を販売するフードホールが誕生した。約15名のシェフが店内のキッチンにて、利用客の好みに合わせて焼き方や味付けもカスタマイズするとのことだ。他にもファッション店「ビームス」のオープンなども見られ、開業15周年の節目に「六本木ヒルズ」が大きく変化を迎える。