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ヒューリック イトーヨーカ堂2店舗同時取得
2018.10.19 10:54
京浜エリアの商業施設に積極姿勢
ヒューリック(東京都中央区)は11日に、イトーヨーカ堂(東京都千代田区)を核テナントとする商業施設を固定資産として取得したことを発表した。取得物件は、川崎市川崎区の「イトーヨーカドー川崎店」と横浜市鶴見区の「イトーヨーカドー鶴見店」の2棟。
両物件は、商圏人口に恵まれ、近年も人口・世帯数共に増加を続ける京浜エリアに所在し、地域密着型商業施設として高いポテンシャルを持っている。ヒューリックは、両物件の活性化に向けて各テナントへ連携を働きかけ様々な施策を講る方針で、将来的には増床又は改装等のバリューアッドプランも視野に入れており、集客力向上・活性化に資する施設や、同社の注力分野であるシニア向け施設の導入など、地域のニーズに即したバリューアッドを施すことで、同物件の収益性を向上していくとしている。
「イトーヨーカドー川崎店」は、延床面積5万795㎡、高さは地上6階建て。アクセスは、JR南武線「小田栄」駅から徒歩5分。JR各線「川崎」駅や京急各線「京急川崎」駅からバスでも利用可能。「イトーヨーカドー鶴見店」は、延床面積が3万1935㎡、高さが地下1階建て、地上5階建て。アクセスは、JR京浜東北線「鶴見」駅より徒歩14分、京急本線「京急鶴見」駅より徒歩12分となっている。