週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

住友商事 ストックホルムでカーシェアリングを開始

2018.10.19 10:57

 住友商事グループの住友商事(東京都中央区)と欧州住友商事(英国ロンドン)は、5日に子会社のAimo Solution AB(スウェーデン ストックホルム市)を通じて、ストックホルムにおけるカーシェアサービスを開始すると発表した。
 カーシェアは、先進国の都市部が直面している渋滞、大気汚染、駐車場不足などの解決策としても注目を集めている。
 同サービスは、11月よりストックホルム市内において開始。車両検索から決済までがスマホアプリで完結し、市内の大部分をカバーする特定地域内であればどこでも貸出・返却ができるフリーフローティング型カーシェアとなっている。
 300台の電気自動車を投入し、2020年までに5万人の利用者獲得を目指しており、他国・他都市への展開も予定している。将来的には、あらゆるモビリティサービス(バス・トラム・電車等の公共交通機関、タクシー、スクーター、自転車等)と連携し、共通のスマホアプリを通じて、シームレスかつ使用分のみ自動決済する無駄のないソリューションの提供を目指す。




週刊不動産経営編集部  YouTube