週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

一休 古民家の宿泊施設オープン 移住希望者の体験利用も

2018.11.05 16:35

 一休(東京都港区)は、10月26日から古民家を活用したバケーションレンタル施設「『離れ』にのうみ」のレンタル先行予約を実施している。
 京都府亀岡市は、市内在住の東洋文化研究家で京都・かめおか観光PR大使のアレックス・カー氏が携わる地域活性化の支援会社のちいおり(徳島県三好市)と連携・協力を締結し、市内の古民家の活用を模索していた。今回、ちいおりが企画・監修を行った第1号となる同施設の運用を、一休が行う。
 旧亀山城下町の一角にある歴史ある古民家を、観光客向けの宿泊施設および移住希望者向けの体験住宅として改修。貸切の施設が三棟あり、亀岡で採れた京野菜を楽しめる和食、イタリアンのケータリングも用意している。客室内は、日本の古美術品にも精通しているカー氏のコレクションの一部も展示されており、温もりを感じる落ち着いた滞在にも適しているという。




週刊不動産経営編集部  YouTube