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京浜急行電鉄などが推進 城ケ島西部整備方針決定

2018.11.19 17:25

 神奈川県三浦市の城ヶ島・三崎地域では、県が進める「新たな観光の核づくり事業」に、地元団体や民間事業者、自治体が一体となって取り組んできた。13日に、その推進団体である「新たな観光の核づくり構想推進協議会」において、城ヶ島西部地区再整備方針を決定したと発表した。今後は、城ヶ島区と京浜急行電鉄(東京都港区)が、城ヶ島京急ホテル建て替えを含めた城ヶ島西部の魅力向上を図るための一体的な再整備方策を検討し、県及び三浦市は再整備をきっかけとした地域振興策に必要な支援を行うとしている。
 このうち、城ヶ島西部再整備については、城ヶ島区が、「活力ある城ヶ島を子や孫に残す」をコンセプトに2016年3月に策定した「城ヶ島西部景観ビジョン」に基づき、中央広場等3ヶ所の拠点整備や商店街の景観整備などの具体的な検討及び事業推進に取り組み、城ヶ島西部地区の魅力の向上を図る。城ヶ島京急ホテルについては、築53年が経過していることから、城ヶ島西部地区の再整備に合わせて、ホテルの建て替えに向けた具体的な検討及び手続きを開始し、観光拠点としての機能強化を図るとしている。




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