週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

横浜駅西口ビルの名称は「JPタワー」 2020年東京オリンピックまでの開業目指す

2018.11.26 17:43

 東日本旅客鉄道(JR東日本、東京都渋谷区)は、同社が推進する「(仮称)横浜駅西口開発ビル計画」の建物名称が「JR横浜タワー」(駅前棟)、「JR横浜鶴屋町ビル」(鶴屋町棟)に決定したと発表した。
 駅前棟の8階から10階の一部には、ティ・ジョイ(東京都中央区)の運営する横浜駅直結のエンタテインメント・コンプレックス「T・ジョイ 横浜」が入店する。タワーは当初の計画に加え、新たに3か所で隣接する施設と接続することにより、駅西口周辺の歩行者ネットワークのさらなる充実を図る。また1階から10階の一部にはルミネ(東京都渋谷区)が運営する「NEWoMan横浜」が入店。12階から26階はジェイアール東日本ビルディング(東京都渋谷区)が運営するフィスとなっている。
 鶴屋町棟は、1階から3階の一部が商業施設、3階から9階が「JR東日本ホテルメッツ」、4階から9階の一部が駐車場などとなる予定。
 駅前棟は地上26階地下3階、延床面積約9万8000㎡。鶴屋町棟は地上9階で、延床面積約3万1500㎡となっている。
 いずれも2020年の東京オリンピックまでには開業するとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube