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パナとシーオス 倉庫自動化で提携
2018.12.03 17:33
パナソニック(大阪府門真市)とシーオス(東京都渋谷区)は、11月26日に次世代ロジスティクス事業に関して共同で新たなソリューションを構築していくための業務提携契約を締結したと発表した。両社は、パナソニックが保有する自動化技術やロボティクス技術とシーオスが保有する倉庫マネジメントシステムや輸配送マネジメントシステムを組み合わせ、より自動化、少人化が求められる倉庫や輸配送などのロジスティクス業界向けの新たな価値創出を目指す。
倉庫における自動化や少人化のニーズを背景に、ロボット系倉庫ソリューションの需要は拡大傾向にある。パナソニックは、長年にわたり製造業で培ったファクトリーオートメーションやプロセスマネジメントなどのノウハウを応用し、物流、流通、食品加工などの業界に対して、現場プロセスの改善提案を推進している。一方シーオスは、「AIとロボットでロジスティクスに革新をもたらす」を理念に掲げ、社会インフラとしてのロジスティクスにデジタルイノベーションを起こすことで世の中に貢献する企業を目指している。
今回の業務提携を通じ、両社は、今後一層の進化が期待される倉庫内搬送ロボットなどの物流業向けロボットやそれらの制御システムの開発、倉庫マネジメントやオペレーションのコンサルティングなどに共同で取り組み、ロジスティクス業界向けのソリューションを創出していくとしている。