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福岡市のスタートアップ支援施設「フクオカグロースネクスト」19年5月リニューアルオープン

2018.12.03 17:05

 福岡地所(福岡市博多区)と福岡市、さくらインターネット(大阪市北区)と GMOペパボ(東京都渋谷区)の4者は、2019年5月31日に福岡市中央区の旧大名小学校を活用した官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next(フクオカグロースネクスト)」をリニューアルオープンする。市が実施した「福岡市スタートアップ支援施設運営事業」公募に、同社ほか3社が共同事業者として行った提案が採択されたもので、いままで運営に携わっていた福岡地所とさくらインターネットのほかに新規でGMOペパボが運営に参加する。
 同施設は、市の雇用創出や地域経済の発展に貢献するとともに、将来的なユニコーン企業創出を目標として、スタートアップ企業や中小企業の第二創業へ継続的な支援を行う施設。独自のスタートアップ支援施策により、企業の「新たな価値の創出」と「グローバルマーケットへのチャレンジ」を支援している。2017年4月12日の開設以来、入居企業の内24社に対して合計約70億円超の資金調達が実行されたほか、130名を超える新規雇用を創出するなど、九州のスタートアップムーブメントの加速の一翼を担っている。




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