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アライドスレシス／トレンドマイクロ　サイバーセキュリティ対策の共同検証を実施

2018.12.10 15:25

　アライドテレシス（東京都品川区）は、１０月２９日、ビルの電源監視システム向けに、Ｔｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｓａｆｅ　ＬｏｃｋとアライドテレシスのＳＤＮ（Ｓｏｆｔｗａｒｅ―Ｄｅｆｉｎｅｄ　Ｎｅｔｗｏｒｋｉｎｇ）を組み合わせたサイバーセキュリティ対策の共同検証を、トレンドマイクロ（東京都渋谷区）とともに実施した。
　共同検証の目的としてはビル制御システムのサイバーセキュリティ対策の一つとして、ロックダウンで不正プログラムの実行を防止するＴｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｓａｆｅ　Ｌｏｃｋと組み合わせた弊社のＳＤＮソリューション「ＳＥＳ（Ｓｅｃｕｒｅ　Ｅｎｔｅｒｐｒｉｓｅ　ＳＤＮ）」の有効性について検証した。
　ビル制御の電源制御模擬システムのＳＣＡＤＡに、Ｔｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｓａｆｅ　Ｌｏｃｋを搭載し、特定の目的を達成するために利用されるアプリケーションのみ実行できる状態にした。その後、不正プログラムの実行など、脅威とみなされるアクションを起こした場合、Ｔｒｅｎｄ　Ｍｉｃｒｏ　Ｓａｆｅ　Ｌｏｃｋの管理コンソールを通してＳＥＳにその内容を通知し、ＳＥＳが対象の脅威端末を自動的に隔離し、その接続場所情報を追記した通知を行うことを確認した。
　同検証の目的であった不正プログラムを実行しようとした端末（模擬マルウェア動作）を検知し、自動で遮断隔離するといった効果的なサイバーセキュリティ対策を実現出来ることが今回の共同検証で確認できた。