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東京建物 仙台で中規模オフィスビル開発
2018.12.24 17:05
東京建物(東京都中央区)は19日、仙台市青葉区花京院において推進中の「(仮称)仙台花京院プロジェクト」の新築工事に着手した。竣工は2020年1月末を予定している。
「(仮称)仙台花京院プロジェクト」はJR「仙台」駅徒歩6分と利便性の高い場所に位置し、正面に花京院緑地が広がる開放感が特長。東京建物では仙台市内において青葉区中央の「東京建物仙台ビル」に続いて2棟目のオフィスビル開発となる。また、今回のプロジェクトは仙台市中心部の中規模以上の新築オフィスビルとしては約3年ぶりとなる計画である。
物件の建物規模は地上9階塔屋1階。敷地面積は860・09㎡、延床面積は約5800㎡。JR・地下鉄の各線が乗り入れる「仙台」駅からペデストリアンデッキを経由し、スムーズにアクセスすることが可能となっている。地上2階から9階のオフィス部分は、ワンフロア約150坪の面積を確保するとともに、柔軟なレイアウトが可能な整形無柱空間を実現。ワンフロアは最大で5分割まで対応でき、最小で15坪の区画を用意することも可能。多様なテナントニーズに応える設計。屋上には入居テナントのためのテラスを設置する予定で、リフレッシュできる憩いの空間を提供すると同時に、ビル内で働くテナント同士の交流を積極的に促すとしている。