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三菱地所 東大のスタートアップ支援施設開設
2018.12.24 17:03
三菱地所(東京都千代田区)と東京大学産学協創推進本部(東京都文京区)は17日、東大の卒業生・研究者・学生の起業を支援するスタートアップ支援プログラム「東京大学FoundX」向け施設の第一弾を、東京・本郷エリアにて共同で開設する。
このプログラムは、東大の卒業生や研究者、学生の起業を支援するもの。プログラムでは、プレシード期と呼ばれる起業前後のチームを中心に、選考を通過したスタートアップや個人に対して個室を提供するほか、コワーキングスペース、会議室スペースなどの施設といった起業の初期に必要な資源や、支援プログラム、起業家教育プログラムを提供する。さらに、同プログラムの次のステージに進んだチームに対しては、同本部の運営する「アントレプレナープラザ」などのインキュベーション施設や、同社が運営する各種施設と連携して支援を行う。これにより本郷エリアでのスタートアップの支援体制を一層強化する考えである。