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住友商事 都市型物流施設展開を加速

2018.12.24 17:06

 住友商事(東京都中央区)では都市型物流施設の開発を推進しており、神奈川県海老名市において都市型物流施設「SOSiLA海老名」の新築工事に着手、また東京都板橋区でも「SOSiLA板橋」の開発用地を確保した。
 近年、インターネット通販の拡大等による人手不足の深刻化を背景に、配送面・庫内作業面の両面で効率化ニーズが高まっている。「SOSiLA海老名」では、配送効率と庫内作業効率の向上を目指し、1階から3階に直接45フィートトレーラーを含む大型トラックが接車できることで、ワンフロアオペレーションが可能な設計となっている。また、チルド帯ニーズに柔軟に対応するため、1階では冷蔵設備への対応を行っている。
 加えて、従業員が働きやすい環境を目指し、最上階に従業員向け専用ラウンジ及び無人売店を設置する計画で、停電や断水に備えた非常用発電機・マンホールトイレや、省エネルギーに配慮した屋上緑化や全館LED照明を採用している。
 さらに、小田急線・JR相模線「厚木」駅徒歩圏内という立地が、配送面のみならず働き手にとっても大きな魅力となり、既に本施設の7割以上(床面積ベース)において大手物流会社などと賃貸借予約契約を締結済となっている。
 東京都板橋区では、「SOSiLA」シリーズ11棟目となる延床面積1万3448㎡の最新鋭の物流施設「SOSiLA板橋」を開発し、2020年秋の稼働開始を予定している。




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