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千葉大学/イオンモールほか SCで健康に関する実証実験

2018.12.24 16:34

 千葉大学(千葉市稲毛区)は、14日に同大学の予防医学センターとイオンモール(千葉市美浜区)や竹中工務店(大阪市中央区)と協働し、疾病につながる社会経済的、環境的、行動的要因を予防するゼロ次予防の視点を生かした「『健康への気づき』を促す空間デザイン・プログラム」をイオンモール宮崎(宮崎県宮崎市)で効果検証を実施したことを発表した。
 日常生活のなかで「健康への気づき」を得ることにより、健康維持・増進のための行動を促すことが目的である。
 具体的には、ショッピングセンターにおいて、床面に描かれた年代別、身長別の歩幅ラインと、利用者自身の歩幅を比べることにより、楽しみながら、「健康への気づき」を得ることができる「ステップウォーキング」や身体活動の増加に寄与する屋内階段の利用を促すため、階段を上りたくなる工夫として、効果音や童謡から記憶を呼び起こすプログラムを盛り込んでいる「クライムウォーキング」など。
 実験では、アンケート回答者の9割以上が「プログラムを通じて、自分の体や健康について意識を向けるきっかけになった」という結果となった。




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