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いい生活と大東建託が業務提携 「ESいい物件One」で物件情報提供

2019.01.08 14:24

 いい生活(東京都港区)と大東建託(東京都港区)は、大東建託の管理する賃貸物件の空室情報流通について、業務提携契約を締結した。これにより、「ESいい物件One」の業者間ネットワーク内におけるデータ連携が開始された。
 東証上場企業で唯一、不動産市場向け業務ソリューションクラウドを中心にビジネスを展開するいい生活は、「ESいい物件One」のユーザー1328社3592店舗に対し、管理戸数全国第1位の大東建託が管理する賃貸物件107万2220戸のうち、約3%にあたる約3万戸の空室情報および、新築予定の物件情報の流通を開始した。
 「ESいい物件One」業者間ネットワーク内での物件情報流通により、情報の受け手である賃貸仲介会社は以下の3点のメリットを享受できるようになり、業務効率化に大きく貢献するという。
 一つ目が、物件情報の入力の手間を大きく削減することができる点。二つ目が、毎日最新の空室情報に更新されるため、大東建託への空室確認が不要な点。三つ目がが、大東建託側で申込・契約になった空室は仲介会社の広告も自動的に非掲載になるため、公正取引協議会のガイドラインを遵守できる点。  いい生活は今後も不動産市場向け業務ソリューションクラウドで情報伝達および業務の効率化を推進していくとしている。




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