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ジェクトワン 豊島区初の公民連携シェアキッチン 街の活性化図る
2019.01.15 14:25
空き家・空き店舗をどう活用していくかはいまだに各社が悩む問題。特に鉄道系事業者は試行錯誤を続ける。そのなかで、ジェクトワンは公民連携プロジェクトを立ち上げた。
不動産の売買・賃貸・仲介等の事業を展開するジェクトワン(東京都渋谷区)は、豊島区の「創業チャレンジ支援施設開設事業補助金」制度を利用した、公民連携シェアキッチン「コマワリキッチン」(南長崎2―3―3エクウス南長崎1階)を1月22日にオープンする。
同施設は商店街の空き店舗を利活用しており、今後は豊島区内に新たな創業者を増やすことにより、産業の育成およびまちづくりの活性化を図ることを目指している。
会員登録をすれば誰でも利用ができる製造スペースには業務用3口ガスコンロ&コンベクションオーブンや冷凍冷蔵庫、対面冷蔵ショーケースといった「食」を通した多様な用途に対応できる設備を揃えている。
飲食店営業と菓子製造の許可を取得しているので食品衛生責任者の資格取得者であれば、自分の屋号で製造・販売が可能。また、店内にはイートインスペースも用意されている。
創業支援として全5回の講義・ワークを通じ、アイディアを形にする方法やブランディング、SNSを用いた認知の拡大など、事業を始める上で必要な知を学ぶことができる起業塾の受講も可能。
なお、2019年1月22日~29日はオープンウィークとして特別店舗が出店する。