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BINARYSTARが日本最大の分散型台帳専用コワーキングスペース開設
2019.01.21 12:04
BINARYSTAR(東京都中央区)は、2月1日に東京・銀座の中央通り沿いにある商業施設「キラリトギンザ」11階に、ブロックチェーン(分散型台帳)企業専用のコワーキングスペースをオープンする。
スペースの総面積は約1000㎡、200人を収容可能なイベントスペース、176の自由席、最大6名が入れるオフィススペースが16室と、ブロックチェーンに特化したコワーキングスペースとしては日本最大となる。
ブロックチェーン技術を実装するためには、単なる業務の置き換えではなく、企業の確立されたバリューチェーン(価値連鎖)をいちから再構築する発想や実現力が必要となる。そのことから同社では、著名企業が集う丸の内のすぐそばに置くことで、著名企業への技術実装への障壁を低くすることを目的に今回のコワーキングスペース開設に至った。
このスペースでは、随時ブロックチェーン導入の相談を受け付け、技術上の疑問に対してもすぐに回答を得られるサポートや、同技術の実証実験の環境を提供。最新の知見の習得と同技術導入の課題を議論する場を用意し、自社への同技術導入にあたって多くの示唆を得ることができる環境も提供する。
さらに、実際にブロックチェーン導入を推進したい企業に対しては、新事業立ち上げ支援のプロが中心となって、アクションプランの作成・立案から社内提案、事業計画の実行支援及び社員の職能強化まで行うことで、確実に同技術を導入していくフォローをする。