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「ヒューリック築地三丁目ビル」竣工 はとバス運営のホテルとしてオープン
2019.02.04 14:46
銀座徒歩圏の好立地で訪日客狙う
ヒューリック(東京都中央区)は1月28日、中央区築地三丁目で推進していた開発計画が完了し「ヒューリック築地三丁目ビル」として竣工したと発表した。
建物は敷地面積約616㎡、延床面積4740㎡、鉄筋コンクリート造地上11階建てで、銀座からも徒歩圏の築地に立地することから「洗練されたスタイリッシュさと、穏やかな落ち着きがクロスする新しいライフスタイルの提案」をテーマとした総客室数136室の都市型ホテルとして完成。はとバス(東京都大田区)が運営する「銀座キャピタルホテル 萌木」が入居し、1月29日にオープンした。
客室は訪日客を想定し、2室をつなげて利用できる部屋を25組50室備えた。インテリアはフロアごとに3種類を用意し、外観は「和」をイメージした格子柄とした。
また地震時のエネルギーを鉄骨製の「制振間柱」が吸収して躯体の損傷を制御する「RC制振構造」を採用。屋上には非常用発電機や太陽光発電システムを備えた。
建物のアクセスは、東京メトロ日比谷線「築地」駅、および東京メトロ有楽町線「新富町」駅から徒歩1分。新大橋通りに面した視認性及び利便性に優れた施設となっている。