週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

大成/エアトランク 新築オフィスビル入居者に宅配型トランクルーム付帯

2019.02.12 17:54

 ビルメンテナンスの大成(名古屋市中区)と宅配型トランクルーム「AIR TRUNK」を提供するエアトランク(東京都千代田区)は、虎ノ門で新たに開発中のオフィスビル「G.G House」(2019年7月竣工予定)の入居企業に、「コンシェルジュ機能付きトランクルーム」のサービスを提供する。  「AIR TRUNK」は集荷・配送が無料で、専任スタッフが預けたい荷物を事務所まで引き取りに来る、日本初の宅配型トランクルームサービス。G.G Houseの入居者に提供されるサービスはこれに不用品の買取・処分や荷物の発送依頼などができるコンシェルジュサービスを加えたもので、全入居企業が利用できる。  入居企業はオフィスとは別に外部収納スペースを利用でき、過去の資料や季節性のある備品の収納先など収納の課題解決につながる。またオフィスに新たな空間が生まれ、利用企業および社員の一層快適なワークスタイルも実現する。  付帯するコンシェルジュサービスには、不要品の買取・処分のほか荷物の全国発送代行、衣類のクリーニング依頼などがある。  エアトランク社では、「東京都心部でオフィスビル賃料の上昇が60カ月連続で続いているなか、書類や備品などを預けることでオフィス内に不要な保管スペースがなくなり、事務所の有効利用率が拡大する。結果、有効利用面積に対する坪単価が下がることになる」としている。




週刊不動産経営編集部  YouTube