週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
「西新エルモールプラリバ」跡地の複合開発 「プラリバ」名継承した商業施設19年夏に誕生
2019.03.04 17:31
東京建物(東京都中央区)とプライムプレイス(東京都中央区)は、福岡県福岡市早良区の「西新エルモールプラリバ」跡地にて開発中の「Brillia Tower 西新」に併設する新商業施設の名称を「PRALIVA(プラリバ)」に決定したと発表した。
「プラリバ」は鉄骨鉄筋コンクリート造、地上4階地下2階の商業施設。「Brillia Tower 西新」を含めた計画全体の面積は敷地面積約4200㎡、延床面積約5万1000㎡。2019年夏に開業を予定している。
名称選定にあたっては、2015年7月に12年の歴史に幕を下ろした商業施設「西新エルモールプラリバ」の跡地である点を考慮しつつ、新しい価値観・新たな生活拠点を創出して未来につなげ、再び地域住民のランドマークとして愛される施設を目指した。西新をベースに生活を楽しむすべての人が「わくわく気分」や「安心感」を享受する、毎日立ち寄って楽しめる店舗構成とする。
福岡市営地下鉄「西新」駅直結となる地下2階は、毎日の食を支え、デイリーながら少し贅沢感を味わえる食品スーパーを中心としたフロア。地下1階は総菜・グロッサリー等の食関連を中心としたフロアとし、地上1~3階は生活関連のフロアとする。九州初出店を含む約40店舗が集い、立ち寄ることで日々の暮らしを豊かにする。また屋上には人々の交流を育むルーフガーデンを設置し、訪れる人に快適な空間を提供する。
東京建物グループは「プラリバ」の開業によって同施設のみならずエリア周辺の賑わいを創出し、街全体の活性化に貢献するとしている。