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近鉄不動産 虎ノ門三丁目でオフィスビル取得 首都圏で事業拡大図る

2019.03.04 17:13

 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は2月25日、2月12日付で東京都港区虎ノ門三丁目に所在するオフィスビル「日総第23ビル」を取得したと発表した。
 近鉄不動産は近鉄グループ経営計画の重点テーマの1つである「不動産事業の強化」に、グループの不動産部門として積極的に取り組んでいる。この重点テーマに基づく「首都圏エリアでの事業拡大」を進めるなかで今回の取得に至った。
 同ビルは敷地面積200㎡、延床面積1403㎡、鉄骨造地上11階建てのオフィスビルで、2006年11月の竣工。
 複数の大型再開発が進められている虎ノ門エリアに位置しており、最寄りの東京メトロ日比谷線「神谷町」駅までは徒歩5分、銀座線の「虎ノ門」駅までは徒歩6分、さらに2020年開業予定の日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ」駅までは徒歩1分と交通非常に利便性に優れ、また将来性の高い立地となっている。
 近鉄不動産では今後も東京都心3区(千代田区、中央区、港区)を中心に、首都圏エリアでのオフィスビル等の賃貸優良資産の取得を進める考えである。




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