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物件情報サイト「よじげんスペース」初期費用負担の仕組みを変更

2019.03.11 17:29

 シェア店舗の物件情報サイト「よじげんスペース」を運営するよじげん(東京都新宿区)は、同サービス利用時の初期費用を契約時ではなく、12カ月間分割後払いで支払う仕組みへと変更を行った。今月4日申し込み受付分より適用する。同変更により、開業希望者は契約時に初期費用を支払うことがなく、0円開業が実現できる。
 従来は開業希望者と物件を結びつけるまでが物件業者の業務で、開業者が3カ月で店舗を閉店しても、あるいは3年続けても、物件業者には関係がなかった。
 今回、12カ月を分割後払いとすることにより、運営側もリスクを負い、物件の提供者、開業者、同社の3者が「店舗が黒字営業で長く続くこと」という共通の目的を持つことになる。同サービスは開業支援ではなく、開業後の運営支援も行い、開業者と同様リスクを背負って一緒に黒字を目指す。
 運営支援としては、デリバリーアプリやテイクアウトアプリの紹介による売上拡大、バイトアプリ、レジアプリ、決済端末、Wi-Fi、デザイン制作等が必要に応じて利用することができる。




週刊不動産経営編集部  YouTube