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軒先パーキング 花火大会で駐車場シェア
2019.03.11 17:18
長岡花火財団(新潟県長岡市)、高野不動産(新潟県長岡市)、軒先(東京都千代田区)は、軒先パーキング(駐車場シェアサービス)を通じて、それぞれが保有する知的・人的資源を有効に活用し日本三大花火の一つである長岡まつり大花火大会での駐車場不足の解消、周辺の交通渋滞緩和、違法駐車防止を目指し、「長岡花火駐車場シェアプロジェクト」を開始する。
長い歴史と伝統を持つ「長岡まつり大花火大会」は、市街地の8割が焼け野原と化し、1488人の尊い命が失われた1945年8月1日の長岡空襲と、その慰霊と復興を願って開催された「長岡復興祭」が起源である。長岡花火には、空襲で亡くなった方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いが込められている。
日本三大花火の一つと言われる同大会は、毎年信濃川河川敷で8月2、3日の2日間にわたり開催され、計100万人を超える来場者でにぎわう。車での来場者が多く、例年会場周辺の駐車場不足や、それに伴う交通渋滞、違法駐車などの問題を抱えている。
昨年の花火大会では試験的に駐車場予約サービスを実施し、今回本格導入することが決定した。今回の取り組みを「長岡花火駐車場シェアプロジェクト」と称しまして、長岡花火財団と長岡市の地元企業である高野不動産と提携して会場周辺の駐車場開拓を進めている。
軒先パーキングでは「長岡花火」会場周辺の空き駐車場を募集している。
同サービスでは会場周辺の商業施設駐車場、月極駐車場、戸建て駐車場、マンション・アパート駐車場、従業員用・来客用駐車場、空き地、などをシェア駐車場として提供ができる。