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「川崎ルフロン」が開業以来最大の改装 駅前商業施設では初の水族館も
2019.03.18 14:23
住商アーバン開発(東京都千代田区)が運営・管理しているJR「川崎」駅前の商業施設「川崎ルフロン」(神奈川県川崎市)は、開業以来最大規模の大改装を実施している。まずはじめに4月(第1期)に新設するフードコートおよび一部専門店のオープン、次に夏から冬(第2.期)にかけてはJR「川崎」駅東口最大規模のスーパーマーケット「ライフ」および一部専門店のオープン、さらに2020年夏(第3.期)、日本初となる駅前既存商業施設に水族館の導入という3段階でのリニューアルを予定している。
「川崎ルフロン」は延床面積約8万8818㎡(2万6867坪)、駐車台数300台(提携579台)、駐輪台数115台の商業施設。
第1期リニューアルオープンの目玉は、JR「川崎」駅東口エリア最大規模のフードコート"FOOD VILLAGE"の誕生である。新装するFOOD VILLAGEは、10店舗がオープンする。
フードコートの座席数は約350席で、アウトドアを感じる"グランピング"をイメージしている。レストランとしての利用だけでなく、テイクアウト利用が可能な店舗を揃えることで、ファミリーだけでなくビジネスマンや学生、アクティブシニアまで幅広く利用できる。また、2階と6階には授乳室を新設するため、小さな子供連れでも安心して楽しむことができる。
テナントとしては、スシローの新業態「スシローコノミ」(寿司)やハンバーグ専門店の「びっくりドンキーポケットキッチン」がJR「川崎」駅前に初出店するほか、地元川崎の名店「らーめん玉」が出店し、バラエティ豊かなフードコートになる。
その他専門店では、ニトリのインテリア雑貨専門の「デコホーム」(インテリア・生活雑貨)や「モンベル」(アウトドア)などが新規出店するほか、今回はリニューアル移転店舗を含む全28店舗がオープンする。
第1期リニューアルオープンは4月27日となっている。