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センシンロボティクス 完全自動運用型ドローンを開発

2019.03.18 14:21

警備や点検の作業効率向上に寄与
  センシンロボティクス(東京都渋谷区)は、顧客からの要望を反映し、課題解決につなげるべく性能を格段に向上させた、完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB(センシン ドローン ハブ)」の提供を今月13日より開始した。
 少子高齢化の進展で労働人口が減少する中、人手不足の解消やコスト削減の実現のためにはドローン運用の自動化が求められている。同社では、ドローンの完全自動運用による顧客の業務課題解決を目的としたソリューションの提供および実証実験を続けてきた。新製品は、顧客要望を反映し、特に安全性・耐久性・着陸精度などの観点で実際の業務における活用に向けて性能を格段に向上させた新たなソリューションとなっている。
 同製品は、ドローン機体、自動離発着や自動充電に対応する基地、加えて制御ソフトウェア・業務アプリケーションが一体となった、業務の自動化を推進するシステム。
 事前に設定されたルートへの自動飛行や、画像・映像の撮影が可能なため、大規模な工場の警備監視や設備点検などの領域において、作業員が都度現地に赴く必要がなくなり、効率的かつ安全な業務遂行が可能となる。
 また、先日リリースした新サービス、顧客業務自動化統合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE(センシン フライト コア)」や、「SENSYN DC(センシン ドローンコミュニケーションサービス)」との機能連携により、定時刻にミッションを繰り返し実行するスケジューリング機能・遠隔地からのカメラ操作機能などが追加でき、各種業務特化型アプリケーションと連携する事で詳細な解析を実行するなど、ドローンの自動運用に必要な機能のさらなる拡充を図り、また高度な情報処理を実現する。




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