週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
9月オープンの熊本桜町再開発商業施設 名称は「サクラマチ クマモト」に決定
2019.04.09 11:43
九州産交ランドマーク(熊本市中央区)は、熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業(熊本県熊本市中央区桜町3番13および14)にて開発中の「熊本桜町再開発商業施設(仮称)」の建物名称を「SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)」に決定。店内の九州初・熊本初出店テナントも一部決定した。
「SAKURA MACHI Kumamoto」は、シネマコンプレックス含む延床面積が約4万4500㎡、同じく売場面積が約2万8000㎡、商業棟地上5階地下1階、店舗数148店舗の商業施設。
同施設は全国的にも桜の名所である熊本城と地続きの「桜町」に開業する。桜をはじめ彩りあざやかな植栽で「熊本城と庭つづきのおもてなしの庭」を実現させる。
「桜町」その名の由来は、江戸時代に山桜が多かった「桜馬場」や、熊本城二の丸の一部に架かる桜橋にちなんでいる。熊本城の前庭として、熊本城の城下町として、歴史的にも文化的にも多彩な人たちが国内はもちろん、海外からも行き交い、それぞれの花を咲かせてきたダイバーシティな土地であるといえる。歴史的にも熊本県民に永く親しまれてきた地名「桜町」。同施設の名称は、数百年に渡りこの地に込められた地力を含め、この由緒ある「桜町」という地名を冠する名称とした。
テナントは、東京渋谷でも人気のフレンチトースト専門店Ivorish(アイボリッシュ)や東京原宿で大人気の台湾タピオカドリンク専門「辰杏珠」、台湾で行列のできる小籠包専門店「京鼎樓」が熊本で初出店する。
開業は9月を予定。