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東京急行電鉄 「ROOF125」オープン

2019.04.09 11:35

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は、商店街の活性化と街の魅力向上を目的とした複合施設「ROOF125」をたまプラーザに今月1日開業した。
 同施設は田園都市線「たまプラーザ」駅から徒歩5分の商店街に立地する、建物面積742㎡、鉄骨造2階建ての複合施設。同社が運営する「東急電鉄 不動産活用センター」と「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」が入居・出店し、来店客の住まいや資産に関する相談機能の強化を図る。また賑わいや憩いの空間として、ベーカリーやジェラートなどを取り扱うカフェ・レストランが2店舗、5月中旬以降に順次オープンする。
 建物名称は、特徴的な膜屋根と、区画整理事業実施時の「元石川第一125街区」という街区名称から由来し、「ROOF125」と命名した。
 名称のとおり膜屋根が特徴的で、街の新たなシンボルとなることを目指す。また建物の周りには様々な植栽やベンチなどを配置することで豊かな滞留空間が創出され、地元の人々にとって新たに集える場所としての役割も担う。
 商店街の中に立地するのも魅力で、東急電鉄では施設と商店街散策をあわせて楽しんでほしいとしている。




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