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日本紙パルプ「オヴォール京都駅前ビル」竣工　リッチモンドホテルとして5月開業

2019.04.09 11:34

　日本紙パルプ商事（東京都中央区）が京都市下京区において建設を進めてきた「ＯＶＯＬ（オヴォール）京都駅前ビル」が、先月３１日に竣工した。
　建物は敷地面積１１６６㎡、延床面積７４７４㎡、地上１０階塔屋１階の複合施設。建設後はアールエヌティーホテルズ（東京都世田谷区）と賃貸借契約を締結し、同社運営のホテル「リッチモンドホテル　プレミア京都駅前」として５月に開業する予定。
　「リッチモンドホテル　プレミア京都駅前」は訪日観光客やビジネスパーソンまで多様なニーズに対応。世界的な観光都市の玄関口である「京都」駅中央口から徒歩５分という、観光やビジネスの拠点に最適なロケーションを生かす。京都の街並みに調和した風合いのある外観や、和紙や地元産木材を基調としたロビー・客室の内装とともに、和を感じる中庭、坪庭を設置。環境にも十分配慮した建築で、京都市建築環境総合性能評価システム「ＣＡＳＢＥＥ京都」において、新築ホテルではトップレベルとなるＡランク評価の取得を予定している。
　日本紙パルプ商事は、今後も所有不動産の有効活用を推し進めるとともに、地域社会の発展に貢献するとしている。