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アパ、金沢市片町にホテル用地取得

2019.05.27 11:32

 アパグループ(東京都港区)は、石川県金沢市片町1丁目にホテル開発用地を取得した。取得会社は傘下のアパホーム(東京都港区)となる。
 取得した用地は金沢随一の繁華街の片町交差点に近接し、ビジネスやレジャーに適した立地。ここに地上13階建、全215室の「アパホテル金沢片町一丁目」の建設を計画し、2021年2月の開業を目指す。金沢市内のアパホテルでは、2003年に開業した「アパホテル金沢中央」(全513室)以来のホテル開発プロジェクトとなり、アパが誇る高品質・高機能・環境対応型を理念とする「新都市型ホテル」を標準仕様とする。
 金沢市内では、2015年3月の北陸新幹線開通により、首都圏からのアクセスが向上し、国内のみならず海外からの観光客数も大きく伸びており、依然として継続的な経済効果がもたらされていることなどから、新規ホテルの開業が相次ぐ中、アパホテル発祥の地である「片町」周辺エリアにおいて、エリアの再活性化に寄与するとともに、ドミナント戦略による更なる需要の獲得と顧客の囲い込みを目指し、今回の計画に至った。
 アパホテルでは現在、全国最大となる514ホテル8万5573室(建築・設計中、海外、FC、パートナーホテルを含む)を展開している。




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