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レンタルスペースのクルトン 名鉄からスペース運営業務を受託

2019.06.03 17:53

 クルトン(東京都港区)は、名古屋鉄道(名古屋市中村区)より運営を受託し、名古屋鉄道が所有する遊休不動産をシェアリング活用する取り組みを5月27日より開始した。
 名古屋鉄道は、不動産の活用方の幅を広げ、ライフスタイルの変化や多様化にも対応していくべく、シェアリングビジネスへの参画を中期経営計画重点テーマに掲げている。
 一方クルトンは、空き家や空きテナントなどの遊休資産にシェアリングエコノミーを取り入れることでスペースの再生を図るスペースシェア事業を展開。全国で約200件の物件を管理し、2019年4月には月間1万7000時間超の利用実績を誇っている。
 5月27日、クルトンは名鉄三河線「豊田市」駅内「豊田プラザ」内の空き区画を、会議や商談、セミナーなどに活用できるな多目的スペース「レンタルスペース@名鉄 豊田市駅」としてオープンさせた。同スペースは、今秋に開催されるラグビーW杯会場からのアクセスも良く、関係者の打ち合せ用スペースとしても利用が期待されており、「スペースマーケット」や「インスタベース」、「スぺイシー」などのレンタルスペース予約サイトから予約できるようにした。誰もが使えるスペースとして認知度を上げ、幅広い利用者を獲得していく。




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