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レジャーシステムズ、ラピーダと共同でAI活用の顔認証入退場システムを開発
2019.06.03 17:40
IoTデバイスの開発、製造およびサービスの開発、提供、運用とモバイルネットワークの構築から運用保守までをワンストップで提供するレンジャーシステムズ(東京都港区)は、建設業界向けにITソリューションを提供するラピーダ(東京都港区)と共同で工事現場向けの「入退場システム」を開発した。建設業界を中心に、顔認証による勤怠管理の普及と利用を促進する考え。
レンジャーシステムズが開発・提供する高性能、低価格、簡単設置を特長としたAIカメラによる顔認証システム「mono AI-Face」と、ラピーダが提供する建設業界向けの入退場システム「EasyPassシリーズ」が連携。これにより、従来のICカード式入退場管理に加えて、顔認証による入退場管理も可能となった。建設現場に就業する建設技能者や現場管理者の利便性を大幅に向上することが期待される。
販売開始は2019年秋を予定しており、建設業界向けに初年度5000台の販売を予定している。