週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
三菱地所、賃貸住宅入居者に収納サービス 差別化と満足度のさらなる向上ねらう
2019.06.10 14:22
三菱地所グループが、スマホ収納サービスを展開するサマリー(東京都渋谷区)と連携。三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が開発し、このほど入居を開始する賃貸マンション「ザ・パークハビオ神楽坂香月」および「ザ・パークハビオ三軒茶屋」の全戸に、スマホ収納サービス「サマリーポケット」を導入する。
「サマリーポケット」は、利用者が専用ボックスに詰めて送った品物を、温度・湿度が管理されセキュリティが保たれた環境で保管・管理するサービス。利用者はパソコンやスマートフォンのアプリで預けた品物の管理・取り出しができる。Google Playの「ベストオブ2017 隠れた名作部門大賞」を受賞し、新時代のスマホ収納サービスとして注目される。
三菱地所(東京都千代田区)は拡大する収納サービス業界に着目し、その中でも成長著しいスマホ収納サービスを手がけるサマリーに2018年12月に出資。両社は人々が抱える収納スペースの悩みに応えるべく新しい住まいや収納の在り方について検討し、上記2物件での導入に至った。同サービスを提供することで、入居者満足度の更なる向上を図る。