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「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設 名称は「LINKS UMEDA」に

2019.07.22 12:14

大阪・梅田の新ランドマーク
 ヨドバシホールディングス(東京都新宿区)は、「大阪」駅北口に現在建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」に決定したと発表した。ヨドバシホールディングスでは「LINKS」を商業施設ブランド化し、更なる展開を計画している。
 「LINKS UMEDA」は、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな複合商業施設。地下1階から地上8階まで9フロアに約200店舗、売り場面積は5万7800㎡を誇る、地域最大級の商業施設。
 施設名称は、「ヨドバシカメラとLINKする」、「ペデストリアンデッキで街とLINKする」、「様々な目的を持つ家族や友人がLINKする」、「コミュニティ型ワークスペースで新しいアイディアと出会いがLINKする」などの「LINK」が生まれる場所という意味を込めた。
 8階にはコミュニティ型ワークスペース「WeWork」がオープン。ベンチャー企業から大企業まで多様なメンバーが、グローバルコミュニティを通じて刺激し合えるコラボレーション環境を提供する。地下1階には、飲み屋を集めた横丁と、うめきたエリア最大級のスーパーマーケットがオープン。梅田の新名所・食のエンターテイメント空間を提供することで「梅田人」の胃袋を満たす、梅田最大級の食のメッカを目指す。
 「ヨドバシ梅田タワー」は、2001年に竣工した地上13階地下2階延床面積10万8800㎡の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田店」に隣接して、地上35階地下4階、延床面積11万100㎡のビルを建設する計画。上層階はホテルなどが入る。竣工は今年秋を予定している。




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