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三菱地所 「(仮)神戸三宮ホテル計画」着工
2019.09.24 17:23
三宮に12階建て170室
「ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮」として2021年に開業予定
三菱地所(東京都千代田区)はこのほど、兵庫県神戸市中央区下山手通二丁目において、「(仮称)神戸三宮ホテル計画」の新築工事に着手した。同計画は三菱地所がホテルを開発、竣工後はロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京都千代田区)が賃借のうえホテル運営を行う。
開業は2021年初め頃を予定しており、ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが初めて兵庫県に出店するホテルとなる。
計画地は神戸市営地下鉄「三宮」駅徒歩約2分、阪急神戸線「神戸三宮」駅徒歩約5分、JR神戸線「三ノ宮」駅および阪神本線「神戸三宮」駅から徒歩約7分と、交通利便性に優れている。駅周辺は飲食店や大型商業施設が軒を連ねる一方、住宅街も近く、賑やかさと閑静な雰囲気の双方を兼ね備えた立地だ。
ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは、多様化するミレニアル世代の宿泊ニーズに応えるライフスタイル型ホテルブランドとして「ザ ロイヤルパーク キャンバス」を2018年4月より展開。すでに「銀座」「名古屋」「大阪北浜」で開業・運営しているが、今回出店する「神戸三宮」は、歴史的にも多様な文化が融合する国際色豊かなエリアで、国内外から感度の高い人々が集まる立地であることから同ブランドラインを投入する。名称は「ザ ロイヤルパーク キャンバス 神戸三宮(地上12階建・客室数170室)」となる予定だ。
ライフスタイル型ホテルは、豪華な施設やサービスで非日常を提供するのではなく、生活の延長にあるようなホテルを好むミレニアル世代に向け、デザインと機能性を両立した客室と、コミュニケーションの場である共用スペースに重きをおいている。「MAKE IT HAPPEN」をコンセプトに、「人が集うことで何かが生まれる場所」として、趣味や仕事など自由な時間を過ごせる開放的なラウンジスペース「CANVAS LOUNGE」を設置。宿泊者が自由にコーヒーを楽しめるほか、「FUN」「LOCAL」「CONNECT」をテーマに、地域の人々との交流が生まれる空間としても機能させる。宿泊者と地元の人々が集う音楽イベントや、地元企業とのコラボ企画などで、さまざまな出会いや体験が生まれる機会を創出する。