週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日立製作所/日立ビルシステム 「渋谷スクランブルスクエア」にエレベーター計76台を納入

2019.11.05 16:01

 日立製作所(東京都千代田区)と、日立ビルシステム(東京都千代田区)が、11月1日に開業した東京・渋谷の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第1.期(東棟)」に、エレベーター・エスカレーター計76台を納入した。
 「渋谷スクランブルスクエア」は、「渋谷」駅街区開発計画の一環で建設され、駅周辺では最大規模の商業施設・オフィスなどからなる。一連の「渋谷」駅周辺開発の核のひとつであり、渋谷を代表する複合施設として注目度も高い。第1.期となる東棟は、近隣エリアで最も高い地上高約230m、地上47階地下7階建てのビルとなる。特に日本最大級の屋上展望空間を有する展望施設「SHIBUYA SKY」は各メディアでも紹介され、開業前から話題となっていた。
 日立と日立ビルシステムは、その「SHIBUYA SKY」における全ての昇降機を担当。特に屋外のエスカレーター2台は、日本で最も高い地上約230m(10月時点・日立調べ)に設置される。その眺望から、建物のシンボルのひとつとされている。また、14階のチケットカウンターと上階の45階を結ぶシャトルエレベーター2台では、エレベーターの動きに合わせた映像と音響の演出に注目が集まっている。
 両社は今後も、安全・安心・快適な移動を実現する昇降機や、都市空間における様々な課題解決に貢献するサービスをグローバルに提供していく。
(1面に関連記事)




週刊不動産経営編集部  YouTube