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「オカムラグランドフェア2019」開催 「絆の強い会社」になる働き方を提案

2019.11.11 12:23

 働き方改革の推進で、短時間で効率よくパフォーマンスを上げることが求められると同時に個人が主体的に働ける空間づくりが重要となっている。それに役立つ製品を発表する展示会が今年も催される運びとなった。
 オカムラ(神奈川県横浜市)は11月6日から、「オカムラ ガーデンコートショールーム」にて「オカムラグランドフェア2019」を開催した。今回のテーマは「Shall we TRIBE?」であり、代表取締役社長の中村雅行氏によると、「TRIBE(トライブ)」とは「部族、種族」のことで、転じて「絆の強い会社」を意味しており、社員一人ひとりが個性を存分に発揮しながら、部署や世代の壁を超えて、縦横無尽につながり、刺激しあい、イノベーティブな成果を生み出す、最強の働き方であるとのこと。欧州より広まった、時間と場所を自由に選択できる新しいオフィスの考え方、ABW(Activity Based Working)をもとに「個人」が、必要に応じて集まり、一体感を持った「チーム」として働くことで、個人とチームが、共に成長できる空間づくりで、組織をトライブへと導くことができる次世代のワークプレイスを提案してゆきたいと意欲を示していた。
 目玉はオフィスファニチュアシリーズ「Lives(ライブス)」の品ぞろえが追加されたことである。同シリーズは居心地がよく機能的な「はたらき心地」をかたちにしており、これまでに15種類が発売。今回3種の新製品が加わり、既存3製品のラインアップを拡大することで、より多様化するワークプレイスに対応することとなる。
 その他、一人用ワークブース「drape(ドレープ)」、薄い天板のオフィスデスク「SOLISTE(ソリスト)」、充電システム什器「Smartcharge(スマートチャージ)」、そして立ち姿勢サポートデスク「stafit(スタフィット)2.」の発表・展示を行った。




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