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SBIソーシャルレンディングが地域創生ファンドを組成

2019.11.18 15:05

　ソーシャルレンディング（貸付型クラウドファンディング）サービスを提供するＳＢＩソーシャルレンディング（東京都港区）は、不動産分野における地域経済の活性化をテーマとする新しいローンファンド「ＳＢＩＳＬ地域創生ローンファンド１号　～札幌～」を組成し募集開始した。
　同ファンドの借手（東証マザーズ上場）は、不動産分野において、新たな価値を生み出すことで、よりよい社会の創出に貢献することを目指している。その中でも、有効活用されていない土地や建物に最適なプランニングを施し、その不動産の持つ本来の価値を最大化させることで、インバウンド観光の拡大に伴う宿泊施設不足等の課題解決に取り組んでいる。また、保育園開発事業や再生可能エネルギー発電施設開発事業を通じた地域経済活性化への取り組みも行っている。
　今回、借手は同ファンドからの借入金により事業用地を取得しホテルとしてプランニングを行い、付加価値を高めた後に借手が組成するファンド等へ売却を行うことで、引き続き開発プロジェクトに関与し、地域創生に貢献することを計画している。
　ＳＢＩソーシャルレンディングはこの仕組みを通じ、分配金によるリターンと、地域経済の活性化というソーシャルリターンの両立を目指す。