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東京建物不動産販売 入居申し込みをデジタル化

2019.12.09 14:37

 東京建物不動産販売(東京都中央区)は、12月4日より賃貸物件の入居申し込みに関わる手続きをデジタル化するため、イタンジ(東京都港区)が提供する入居申込書のWEB 申込受付システム「申込受付くん」を導入した。
 「申込受付くん」は、賃貸物件の入居申し込みに関わる手続きをデジタル化することにより、入居するまでの時間と手間を大幅に削減するWEB申込受付システムだ。この導入により、入居希望者が複数の書類に共通する情報を何度も記入する手間を削減。さらに、入居希望者がWEB上で入力した情報や手続きの進捗を賃貸管理会社(東京建物不動産販売)、賃貸仲介会社、賃貸保証会社間で共有することができ、申込書提出から審査までの時間短縮と業務効率化を実現する。
 東京建物不動産販売は、既に同じくイタンジが提供する空室情報等に関する問い合わせ電話への自動応答システム「ぶっかくん」を8月より、内見予約WEB受付システム「内見予約くん」を11月より導入。今回の「申込受付くん」の導入により、東京建物不動産販売の賃貸管理物件においては、物件の空室確認から、内見予約、申し込み受付までの一連の流れをデジタル化し、一元管理することが可能となった。
 不動産賃貸取引においては、国土交通省が賃貸取引全体のデジタル化を推進しており、東京建物動産販売とイタンジは、これらの状況を踏まえ、不動産賃貸取引におけるデジタル化を促進し、業務効率化および顧客満足度向上を目指す。




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