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運営のMJEが新事業モデル 物流の間口グループと協業で

2020.01.20 14:26

「billage」大阪駅前に新拠点
 MJE(大阪市中央区)は、自社で運営するレンタルオフィス・コワーキングスペース「billage」の拠点拡大を目指し、協業モデルの展開を開始する。この取り組みを通じて、多様化する働き方に柔軟に対応した、企業や起業家を支援する場の拡大を推進する考え。
 「billage」は、大阪・本町に1拠点目を2018年4月にオープンし、サービスをスタートさせた。「ヒト・モノ・カネ・情報が集まるワークスペース」をコンセプトとし、レンタルオフィス・コワーキングスペースとしてのビジネスの場の提供だけはなく、企業や起業家を支援するサービスも提供している。
 協業モデルの第1弾として、物流を中心に幅広い事業を展開する間口グループの子会社、間口ジェネラルサービス(大阪市港区)とパートナー契約を締結し、4月にレンタルオフィス「billage OSAKA 大阪駅前第1ビル(仮称)」を大阪・梅田に開設する。
 「billage」では「働く」場の提供だけではなく、様々なイベントを開催するなど独自のコミュニティ形成支援を行ってきた。その中で、起業や事業拡大についての相談を数多く受けた。今回、弁護士・行政書士・公認会計士・税理士・社会保険労務士、都市銀行・信用組合・リース会社等との豊富なつながりを持つ間口グループとコラボし、「billage OSAKA 大阪駅前第1ビル(仮称)」を開設することが決定した。
 「billage」は今後も集客や運営のノウハウ、イベントやセミナーを開催してきた強みを生かし、パートナー企業と連携しながら拠点拡大を目指す方針。これにより、多様化する働き方に柔軟に対応したオフィスを幅広く提供することで、企業や起業家を支援するとしている。




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