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「TauT阪急洛西口」第2期エリアが29日開業
2020.01.20 14:19
阪急電鉄(大阪市北区)は、運営する商業施設「TauT(トート)阪急洛西口」の第2期エリアを今月29日に開業する。
「トート阪急洛西口」は、「阪急洛西口」駅の南北に延びる高架下約1万1200㎡で開発がすすめられている複合施設。2018年10月に「阪急洛西口」駅北側で第1期エリアがオープンした。今回開業される第2期エリアは「阪急洛西口」駅南側の高架下約1933㎡に延床面積約697㎡、鉄骨造、地上1階の建物を新築する。テナントは京都市内を中心に展開する総合食品スーパーの「フレスコ」、授業内容やテキストなど、全てを子ども一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドの個別指導塾の「スクールIE」、動物クリニック・トリミングサロンの「エイトアニマルクリニック」の3店舗を予定している。
地元京都にゆかりのある店舗を中心とした第1期エリアに続いて、第2期エリアが開業することで、同社では更に多くの利用者が駅に集まり、周辺地域がより活性化すると期待している。
同社は今後、今年度末頃の全体開業を目指して第3期エリアの開発を進め、地方公共団体をはじめ周辺の学校・団体・企業など、地域の関係者との連携を図りながら、「ヒトとヒトをつなぐ」京都の新しいまちづくりに取り組むとしている。