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野村不動産 商業施設の新ブランドを設立 サービス特化型第一弾は大阪・茶屋町に
2020.01.27 15:33
野村不動産(東京都新宿区)は、商業事業におけるサービス特化型商業施設の新ブランド「MEFULL(ミーフル)」をシリーズ展開する。第一弾として本年3月、大阪市に「MEFULL茶屋町」を開業し、4月16日にグランドオープンする。以降は「MEFULL浦和」(埼玉県さいたま市)、「MEFULL千歳烏山」(東京都世田谷区)、「MEFULL藤沢」(神奈川県藤沢市)の開業を予定している。
野村不動産グループは、これまでに都市型商業施設として飲食特化型の「GEMSシリーズ」を15棟展開しているが、都市型商業施設事業の新たなブランド「MEFULL」は、「健康・学び・くらし」のサービス業種を主体としたテナント構成の施設を展開する。
第一弾の「MEFULL茶屋町」は敷地面積332㎡、延床面積1610㎡、鉄骨造、地下1階地上8階。立地する茶屋町エリアは西日本最大の商業地である「大阪」駅、「梅田」駅エリアの中でも、若者向けの商業施設や大学、美容系専門学校などの集積エリアだ。
テナント構成は、感度の高い20~40代女性をメインターゲットと捉え、女性専用ボディメイクスタジオ「EXPA 梅田茶屋町店」や美容室「La Bless Chayamachi」などの女性の美に対する満足度を高めるサービス業種を集積する。
野村不動産は商業施設事業のノウハウを活かし、女性や子供も「安心・安全」に使うことができる「清潔かつ品格ある」施設を目指し、エンドユーザーの暮らしに「満足」を与えられる商業施設を提供するとしている。