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9月開業の「グランエミオ所沢」Ⅱ期 核テナント9店舗決定
2020.03.02 16:52
住友商事(東京都千代田区)と住商アーバン開発(東京都千代田区)が9月上旬開業に向けて開発を推進している商業施設「グランエミオ所沢」第2.期の核となる9店舗の出店テナントが決定した。
同施設は、西武鉄道沿線のランドマークを目指して開発した「所沢」駅直結の商業施設。立地する所沢エリアは、都心へのアクセスの良さと、緑が多く自然を感じられる地域として注目を集めている。建物は延床面積約11万6000㎡(増築約6万6600㎡、既存約4万9400㎡)、敷地面積約3万9400㎡、店舗面積約1万8500㎡、鉄骨造、地上5階・地下2階。第1.期は2018年3月に東口駅ビルとしてオープンし、アパレル・ファッション、食物販など個性豊かな77店舗が出店している。新たに開業する第2.期は約50店舗が出店し、合計で127店舗になる予定。
出店が決定した9店舗は、地域特性を生かしたユニークな顔ぶれ。沿線・市内初出店を中心に、ライフスタイルを彩るバラエティ豊かな構成となっている。大型スクリーンで野球観戦を楽しみながら、素材にこだわった料理を楽しめる「LIONS BUFFET BIG DINING」は、所沢市内に本拠地を置く埼玉西武ライオンズが初めて公認したレストラン。物販では、カフェを併設した「TSUTAYA BOOKSTORE」や、伊勢丹発の国内外ラグジュアリーコスメのセレクトショップ、東急ハンズの新業態ライフスタイルショップ、素材重視のコスメティックブランドが出店する。食物販ではスイスチョコレート専門店が、またエリア最大級となるレストランゾーンには仙台発祥の牛たん専門店や、職人が握る本格的な回転寿司などバラエティ豊かな店舗が出店。充実した店舗構成となる。