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「ビル泊」3月下旬にグランドオープン 既存のビル4棟7部屋を客室に改装
2020.03.09 17:17
ビル街を客室分散型ホテルに
CSA travel(静岡市葵区)は3月下旬、「ビル泊」をグランドオープンする。
「ビル泊」は、静岡市中心街に点在する商業ビルの空きフロアをリノベーションし、宿泊場所として活用する事業。4棟のビルを一つの宿泊施設として一括運用する。商店街の抱える課題解決と、近年の観光需要に応えることで街の価値の底上げを実現するとしている。民泊などとは一線を画し、客室は全室スイートクラスの客室として提供。各部屋の広さは55~99㎡で、最大7人まで宿泊が可能。
今回グランドオープンする4棟は「政豊ビル」、「江﨑新聞鷹匠ビル」、「コスモスビル」、「YS静岡呉服町ビル」で、チェックインなどのフロント業務は、JR「静岡」駅から地下直結の徒歩約5分の「協友ビル」の地下1階で行う。
「政豊ビル」は最大7名まで宿泊可能なグループルーム。コンセプトは「大人女子井戸端会議室(ガールズトークルーム)」で屋上のテラスでは気候がいい時にはバーベキューも楽しめる。
「江﨑新聞鷹匠ビル」は一棟丸ごと独占し、完全プライベート空間を占有できる。1階と2階のメゾネットタイプで自転車も中に入れられるため、サイクリストに最適。
「コスモスビル」では401号室と402号室に宿泊できる。401号室はビル泊としては最高ランクの最大面積99㎡。ビル泊ならではの「街のビル」に泊まっている感覚を味わえる。2グループ最大10名での利用も可能。
「YS静岡呉服町ビル」では201号室、202号室、203号室に宿泊できる。各部屋にはパター練習ができるスペース、広いリビング空間がある。3部屋接続可能なフレキシブルルームで、最大3グループ13名の宿泊が可能な遊び心満載の室内となっている。