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助太刀/西武信金 建設人手不足支援で信金とタッグ
2020.03.16 12:06
建設業界に従事する人を支えるマッチング プラットフォーム「助太刀」を運営する助太刀(東京都渋谷区)は、地域金融サービスを提供する西武信用金庫(東京都中野区)とビジネスマッチング契約を締結。連携を通じて、西武信用金庫と取引のある工事会社の人手不足問題解決に尽力する。
建設業界では活況が続いているが、工事会社は日々職人の手配に苦労しているのが現状だ。「助太刀」に登録する事業者数は13万事業者に迫り、職種も76職種に細分化。工事会社・工務店向けの「助太刀ビジネス」、「助太刀エンタープライズ」プランも用意され、腕の良い職人と出会えると評価も高い。
今回、助太刀は東京都・埼玉県・神奈川県に営業基盤を持ち、地域企業と密接な取引関係を有する西武信用金庫と連携。「助太刀ビジネス」、「助太刀エンタープライズ」プランをより多くの中小工事会社に紹介し、人手不足解消の有効な手段の一つとしてアピールすることで利用企業の増加につなげる。
西武信用金庫は、取引先の経営環境をサポート。人手不足を解消することで新規案件受注につなげ、事業成長を支援していく。
助太刀は今後も、積極的に各地の地域金融機関や建設系組合、卸業者などとの事業提携を進めていく考えだ。全国の工事会社の人手不足問題の改善、そして地域経済の発展に貢献することを目指す。